「操縦可能な機種か」
「最も燃える機種はどれだ!」
「人それぞれだよ」
「じゃあ、おいらが燃える機種」
「なんだろう。ラプターかな」
「違うね」
「TYPHOONかな」
「それも違う」
「思い切ってスホーイ系とか」
「大違い」
「分からないよ」
「ハインドだ!」
「えっ?」
「やっぱりこれが燃える。映画アヴァロンのポーランドロケで生ハインドが飛来したときは押井守監督らが興奮したらしいが、やはりハインドは別格だ」
「別格なのか」
「別格だね」
「でも、ヘリなんて戦闘機からすればカモだろ?」
「ハインドの山奥で修行して戦うさ」
「どこだよ。ハインドの山奥って」